攻殻機動隊の実写・「GHOST IN THE SELL」を観てきましたよ!
率直な感想は、よかったです!
およそ7割が「押井版」の攻殻機動隊って感じで、原作や[S.A.C(2ndGIG) 」
のテイストと「イノセンス」もちょっとあるし、いろいろな攻殻機動隊の作品をモチーフに制作されている、さらに観てて伝わるルパード監督の
「攻殻」愛。
トグサ他の9課メンバーの活躍は薄いです。パズなんか違う人になってるけど、内容的に2時間くらいに収めるには難しいよね(;´・ω・)
限りなく再現された義体換装や熱光学迷彩、
しかも何といっても、
スカヨハ。
目を見開き、歩き方など「機械」っぽさもあり、彼女の力強さが光る。
これは日本の女優では厳しいと思いました。
キュテハニの西内さんなどのようなアクションではおそらく無理あろうな・・・。
演出面では完璧で、電脳のコードなども再現されており「S.A.C」ではちょい役だったゲイシャロボも、重要な役割を果たしており、クゼや「1995年版」のあの熱光学迷彩ジャケットにいちゃんにも大きな繋がりを持たせ、オリジナルキャラの1人である桃井かおりさんは大事な役で出演してます。
ポスターのど真ん中に居るビートたけしさんの荒巻はめっちゃクールです。
ネットハッキングなどの演出なども再現されており(ちょっとわかりにくいけど)、素晴らしいです。
そのほかの役者さんとしては、
バトーのピルーさんは思った以上に「バトー」でした。トグサはおっさんすぎるかなと思いましたが、結構雰囲気は合ってたような気がします。
それからセットなどですが
「攻殻機動隊」らしいそのシーンの再現度の高さに感心してしまいました。
建物の風景や雰囲気、部分義体した人々・・・・
すこしむちむちした印象のスカヨハ版少佐ですが、実際にああいうスーツを作ったらちょっとむくんでる衣装になるのは当然だよなぁ。
メカですが、
大暴れする多脚戦車はさすがハリウッド。
破損した少佐や半メカのクゼと変形する頭部から出てくる「電脳」などなど、少し生々しいかな?というシーンもありますが・・・とにかくすごい!
SFアクション・サスペンス作品としてあの「攻殻」特有の難解なテーマを解かりやすく落とし込んでスタイリッシュな新たな視点で描かれた
「GHOST IN THE SHELL」。
正直予想以上のデキでした。
田中敦子さんをはじめとする声優陣も全く問題なしでした。
我が街では吹替え版しかないんで・・・・今度は3D+通常で観たいな(;´・ω・)