休日に観に行きました。
「CUTIE HONEY- TEARS-」
世界観とか、「アンドロイド」設定とかなんとなーく「攻殻」っぽいなーと思い、友人が西内まりやさんが好きなモンで、一緒に行きました。
観た正直な感想・・・・・
う~~~~~~~~ん・・・・(;^ω^)
です。
みなさんの知ってる「キューティーハニー」と思って観に行くと、
痛い目にあいますよ。
で、映像やCGはなかなかです。悪くない。
多少は浮くとこもありますが、そこは邦画なんで目をつむります。
今回「キューティーハニー」で注意すべき点、ヒロインは「瞳」になってます。
「ハニー」じゃありません。
なので、別世界のハニーとして考えます。
そもそも
「キューティーハニー」と呼ばれません。シルバーフルーレ(剣)もありません。
お色気もありません。
ついでに、「夏子」も「パンサークロー」も出ません。
じゃ、なんなの??これ。
敵は「パンサークロー」という組織でもなく、普通に「街を管理する機関」です。
その機関のあるモノの機能が寿命を向かえて、それを新起動させるには、原作でもおなじみ「空中元素固定装置」が必要になり、瞳=ハニーを狙います。
西内まりやさんに関していうと、アクションとかすごく頑張ってます。
感情の浮き沈みの演技が非常に上手でイイなと思いました。
ウリの1つ、変身では全裸になるのは一瞬で、くる~っと回って新しい衣装(バトルスーツ)を身にまとっていく。
彼女はスタイルは良いけど巨乳じゃない。でもそもそも巨乳である必要が無いんで(しかも尻好きな私はどうだっていい)、かっこよさ優先なのは良かったと思う。
機関の幹部として存在するジル。
演じるのは石田ニコル。ただ、「ジル」であって「シスター・ジル」じゃなく、感情を捨てた「アンドロイド」。
このジルは超強いし、瞳を追い詰める。
圧倒されたジルが変身して「メカメカした怪獣」みたいになるのを期待したんだけど、姿も変わんないし、某龍球Zのアレみたいな攻撃。
三浦貴大さん(三浦友和・百恵夫妻の子)はジャーナリストの早見せいじ役。この方は良かったです。
原作の早見もハニーにアドバイスしたり作戦を考察したりしてました。
あのさ~、茶色の上着に黒いパンツって、某巨人映画とかぶってるよ!
機動装置が腰についてるんかな??とかおもっちゃったぜい。
岩城滉一さんが如月博士。博士役が似合う・・・・??
あの原作にもあったビデオメッセージをあんな感じに再現するとは・・・。
全体的にサクサクと進み、テンポがいい。後半は解説が必要なんちゃう??
結構クライマックスが解りづらい点が多く、
なんで?なんで?と思いつつEDへ。
友人「え?どうして??」と疑問を持ったり・・・。
お金かかってるわりには・・・・やっぱりって感じ。
決してつまんなくはないですが、先ほどの通り、「キューティーハニー」として観に行かない方がいい。
ただ、CGとかは丁寧に作ってありますよ。
それもそのはず、監督のヒグチリョウさん・ATさんは元々CGを活用した「アーティストのPV」がお得意な方です。
途中「西内まりやのPV」を観てるような感覚。
友人も「後半がよくわかんなくなってる・・・・」と言ってた。
でもでも、「これはこれ」と別作品として観れば十分楽しめると思います。
西内まりやさんのファンの方にはたまらない一作・・・・。
でわ。